ネオタイプ【neotype】
ある生物の分類群を最初に命名・記載したときに用いたホロタイプ・シンタイプ・パラタイプがすべて失われた場合に、原記載をもとに新たに補充した標本。新基準標本。
ネオ‐ダダ【neo-Dada】
伝統芸術破壊を唱えた第一次大戦後のダダイスムとは別に、日用品や廃品などの素材を用いて1950年代に興った新芸術運動。
ネオ‐ダーウィニズム【neo-Darwinism】
1 ダーウィンの進化にまつわる学説のうち、自然選択のみを強調し、獲得形質の遺伝を否定した考え方。ワイスマンが主張。新ダーウィン主義。新ダーウィン説。 2 ⇒進化の総合説
ネオテニー【neoteny】
⇒幼形成熟(ようけいせいじゅく)
ネオ‐トミズム【Neo-Thomism】
トマス=アクィナスの説を復活させ、近代合理主義を克服して現代の諸問題を解決しようとするカトリックの哲学運動。新トマス説。→トミズム
ネオ‐ナショナリズム【Neo-nationalism】
1 日本で1990年代以降に台頭した、軍事大国化や伝統的共同性の復権による国民統合などを推進する思想や運動。 2 ゼロ年代(2000〜2009年)の若者の自分探しやニューエージ的世界観と結合した...
ネオ‐ナチ【Neo-Nazi】
ネオナチズムの信奉者。
ネオ‐ナチズム【Neo-Nazism】
新ナチズム。ドイツなどの、反ユダヤ主義・国家主義運動。→ナチズム
ネオ‐ニコチノイド【neo-nicotinoid】
タバコの葉などに含まれるニコチンに似た構造・作用を持つ殺虫剤の総称。神経伝達系のアセチルコリン受容体と結合し情報伝達を阻害する。稲につくカメムシ・アブラムシ、柑橘類につくガなどの駆除に使用される...
ネオ‐バロック【(フランス)néo-baroque】
19世紀後半のヨーロッパで、古典主義に代わって起こった美術や音楽の様式。特に建築様式の上で明晰(めいせき)単純な形式に対して、華麗で変則的な傾向が一世を風靡(ふうび)した。