ペピーノ【(スペイン)pepino】
ナス科の多年草。ペルー原産。黄色で紫色の斑紋(はんもん)のある卵形の果実がなる。果肉は甘く、生食する。
ペプシノゲン【pepsinogen】
胃液に含まれる消化酵素ペプシンの元となる酵素前駆体。2種類のペプシノゲンが存在する。血清中におけるそれらの比と、胃粘膜の萎縮の程度が相関することが知られ、胃がん発生の危険因子の評価に用いられる。...
ペプシン【pepsin】
胃液に含まれるたんぱく質分解酵素。前駆体のペプシノゲンとして分泌され、胃液中の塩酸により活性化されたもの。たんぱく質をプロテオースないしペプトンの段階まで消化する。
ペプチダーゼ【peptidase】
ペプチド結合を加水分解する酵素。特に、ペプチド鎖を末端から作用して切るエキソペプチダーゼをいう。
ペプチド【peptide】
2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物。アミノ酸の数によって、2個ならジペプチド、3個ならトリペプチドといい、2〜10個程度の少数ならオリゴペプチド、10〜100個と多数ならポリペ...
ペプチドグリカン【peptidoglycan】
多糖類とペプチドからなる高分子。原核生物の細胞壁を構成する主成分であり、糖鎖とペプチドが架橋した網状の構造をもつ。ムコペプチド。ムレイン。
ペプチド‐ホルモン【peptide hormone】
ペプチド結合をもつホルモン。副腎皮質刺激ホルモン・プロラクチン・抗利尿ホルモン・インスリンなど。
ペプチド‐ワクチン【peptide vaccine】
ペプチドを抗原として用いるワクチン。癌(がん)ペプチドワクチンは、癌細胞に特異的に存在するたんぱく質の断片(ペプチド)を人工的に合成したもので、これを投与することによって、リンパ球などの免疫細胞...
ペプトン【peptone】
たんぱく質がペプシンや熱・酸などによって分解されたときにできる、たんぱく質とアミノ酸との中間的な物質。さまざまな大きさのペプチドの混合物。
ペプラム【peplum】
女性服の上着の、ウエストで切り替えて裾広がりにした部分。フレアなどを入れる。