ピリミジン【pyrimidine】
複素環式化合物の一。塩基性で、強い刺激臭のある無色の結晶。化学式C4H4N2
ピリン‐ざい【ピリン剤】
《pyrine》化学構造にピラゾロン環とよぶ五員環をもつ一群の解熱・鎮痛薬。アミノピリン・アンチピリン・スルピリンなど。効果が大であるが、副作用として薬疹などがあり、欧米では使用されていない。
ピルビン‐さん【ピルビン酸】
《pyruvic acid》有機酸の一。酢酸臭のある無色の液体。ぶどう酸か酒石酸を硫酸水素カリウムとともに加熱すると得られる。生体内に広く存在し、物質代謝の中間産物。解糖によって生じ、無酸素状態...
ピレスロイド【pyrethroid】
除虫菊の殺虫成分であるピレトリンに関連する物質の総称。
ピレトリン【pyrethrin】
除虫菊に含まれる成分。淡黄色の油状物質。昆虫に対する殺虫効果は大きいが人畜に対する毒性は低く、蚊取り線香などに用いる。類似の構造をもつ化合物をピレスロイドといい、合成される。
ピレネー【Pyrénées】
フランスとスペインとの国境をほぼ東西に走る山脈。長さ約430キロ。最高峰は中部にあるアネト山で標高3404メートル。
ピレノイド【pyrenoid】
藻類の葉緑体内にみられるたんぱく質の大きなかたまり。でんぷんの形成と貯蔵に関与していると考えられている。
ピロ【pyro】
《ギリシャ(pyr)火から》 1 焦性(しょうせい)。パイロ。 2 オルト酸から水1分子を除いた形の酸。ピロ酸。
ピロガロール【pyrogallol】
没食子酸(もっしょくしさん)を熱して得られる白色の針状結晶。そのアルカリ性溶液は酸素を吸収するので、ガス分析などに利用。また還元性が強いので、写真の現像液や分析試薬などに用いる。化学式C6H3(...
ピロゲン【pyrogen】
⇒発熱物質