エックスせん‐フィルム【X線フィルム】
X線写真で用いられる一般写真用とは異なるフィルム。透過力が強いX線を感光させるため、フィルムの両面に感光乳剤を塗布したり、乳剤中のハロゲン化銀の含有率を高めたりしたものが使われる。
エックスせん‐フラットパネルディテクター【X線フラットパネルディテクター】
⇒エフ‐ピー‐ディー(FPD)
エックスせん‐ぶんこうけい【X線分光計】
X線の分光分析を行う装置。蛍光X線をはじめとする特性X線などのスペクトルを分析することにより、元素の特定やその量の測定などを行う。
エックスせん‐へいめんけんしゅつき【X線平面検出器】
⇒エフ‐ピー‐ディー(FPD)
エックスせん‐ぼうえんきょう【X線望遠鏡】
《X-ray telescope》天体の発するX線を観測する装置。X線は地球大気を透過せず、光学レンズも透過しないので、細い金属線を平行に多数配置した特殊装置を人工衛星に搭載して大気圏外で観測を行う。
エックスせん‐マイクロシーティー【X線マイクロCT】
⇒マイクロフォーカスX線CT
エックスせん‐リソグラフィー【X線リソグラフィー】
半導体集積回路などの製造方法の一つ。シリコンウエハーにX線レジストなどの感光材を塗布し、X線吸収率が高い金属などの回路原版を重ね、波長がやや長い軟X線を照射して転写する。フォトリソグラフィーより...
エックスせん‐りょうほう【X線療法】
X線を照射して行う治療方法。癌(がん)などに用いる。
エックスせん‐ルミネセンス【X線ルミネセンス】
ルミネセンスの一種。蛍光体などの物質が外部からX線のエネルギーを吸収して励起し、基底状態に戻るときに発光する現象。また、その光。医療用X線撮像装置のスクリーンなどに利用される。
エックスせん‐レジスト【X線レジスト】
X線リソグラフィーで用いられるレジスト。