とく‐の‐しま【徳之島】
鹿児島県、奄美(あまみ)群島の一島。サトウキビや大島紬(つむぎ)を産する。アマミノクロウサギが生息。面積248平方キロメートル。
あこや‐がい【阿古屋貝】
《知多半島の阿古屋の浜で多くとれたところから》ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はほぼ方形で、殻長約9センチ。内面は真珠色の光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布し、奄美(あまみ)大...
わたせ‐せん【渡瀬線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と奄美(あまみ)大島との間の七島灘に東西に引かれる、日本列島における旧北区・東洋区の境界線。大正元年(1912)動物学者の渡瀬庄三郎が哺乳類などの分布の違い...
おおしま‐つむぎ【大島紬】
奄美(あまみ)大島から産出する、絣(かすり)織りの紬。手で紡いだ糸を、当地産のティーチキという植物の煮出し液と、泥の中の鉄塩とで茶色に染めて織る。
おき‐の‐えらぶじま【沖永良部島】
鹿児島県、奄美(あまみ)群島南部の島。面積94.5平方キロメートル。サンゴ礁海岸・鍾乳洞などがある。サトウキビ・エラブユリの栽培が盛ん。
おきなわ‐しょとう【沖縄諸島】
沖縄島を主島とする諸島。奄美(あまみ)群島と先島(さきしま)諸島の間にある。亜熱帯性気候で、サトウキビ・パイナップルの栽培が盛ん。
おなり‐がみ【おなり神】
《「おなり」は姉妹の意》沖縄・奄美(あまみ)群島で、兄弟を守護するために、その姉妹が持っている霊力。古代、沖縄では女性は巫女(みこ)の役割を持ち、その兄弟を守護するのが任務とされた。
えん【奄】
[人名用漢字] [音]エン(呉)(漢) 1 気がふさがって通じない。「気息奄奄」 2 にわかに。たちまち。「奄忽(えんこつ)」 [名のり]ひさ [難読]奄美(あまみ)
おもろそうし【おもろさうし】
沖縄・奄美(あまみ)群島に伝わる古代歌謡の集成書。22巻。首里王府編。1531〜1623年に成立。琉球の古語で書かれた歌謡1554編(実数は1248編)を収録。
おもろ
沖縄・奄美(あまみ)群島に伝わる古代歌謡。神事や宮廷の祝宴などに歌われた叙事詩。 [補説]「思い」と同語源の「うむい」の変化した語で、神に申し上げるの意というが、ほかにも諸説がある。