い‐がく【居楽】
座って雅楽を演奏すること。また、その雅楽。⇔立楽(たちがく)。
い‐がく【医学】
人体や病気の本態を研究し、病気の予防・治療を行い、健康を維持するための学問。基礎医学・臨床医学・社会医学からなる。
い‐がく【異学】
1 自流と相いれない学派。 2 江戸時代、幕府が正学と認めた林家の講じた朱子学に対して、それ以外の儒学のこと。
いがく‐かん【医学館】
江戸幕府の漢方医学校。明和2年(1765)将軍家の奥医師多紀元孝(たきもとたか)が江戸神田佐久間町に設けた私塾を、寛政3年(1791)幕府の直轄にしたもの。
いがく‐かんさつ【医学観察】
中国政府が新型インフルエンザなどの感染症の侵入・拡大を防止するために行う措置の一つ。感染の疑いがある者を在宅・病院などに一定期間隔離し、医師などの専門家が健康状態・病状を定期的に確認する。
いがく‐じょ【医学所】
江戸幕府の西洋医学校。安政5年(1858)蘭医伊東玄朴(いとうげんぼく)らが江戸神田お玉ヶ池に設けた種痘所に始まり、万延元年(1860)幕府の直轄になった。のち西洋医学所を経て、文久3年(186...
いがく‐せんもんがっこう【医学専門学校】
旧制で、医学に関する専門的な学術や技術の教育を行った学校。医専。
いがく‐の‐きん【異学の禁】
⇒寛政(かんせい)異学の禁
いがくぶ‐ちいきわく【医学部地域枠】
地域医療の担い手を確保するために、大学医学部が設ける入学者選抜枠。将来、その地域で一定期間、医療に従事することを条件に、返済不要の奨学金を支給したり、入学しやすくしたりする。
いがく‐ぶつりし【医学物理士】
病院などで放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、医学物理の知識を生かして治療計画の立案の補助や評価、放射線医療機器の品質管理などを行う医療職。