おかし
平安時代、「もののあわれ」と並ぶ美的理念の一。枕草子の主調美で、知的興味をそそられる感覚的、直観的な明るい情趣。室町時代以降は、こっけいの意で用いられ、狂言・俳諧・狂歌などの笑いの文学の底流とな...
わらわ・し【笑はし】
[形シク]《動詞「わら(笑)う」の形容詞化》おかしい。笑いたくてたまらない。「説法しすましたりと—・しくぞ思はれける」〈盛衰記・一一〉
だい‐いち【第一】
[名] 1 順序のいちばんはじめ。最初。「本日—の試合」「朝—に新聞を読む」 2 最もすぐれていること。「その方面では—の技術者」 3 最も重要であること。「健康を—に考える」「安全が—だ」 ...
しょうし・し【笑止し】
[形ク]《名詞「笑止」の形容詞化》 1 気の毒である。いたましい。「信玄公の氏政をさげすみ給ふと—・く存ずるなり」〈甲陽軍鑑・三二〉 2 滑稽である。おかしい。「神ぞ—・いせんさく」〈伎・成田山...
ちょちょ‐ぎ・れる【ちょちょ切れる】
[動ラ下一]《関西地方の俗語。「涙がちょちょ切れる」の形で用いる》涙がこぼれる。涙をおさえきれない。「涙が—・れるほどおかしい」
しょう【笑】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]わらう えむ [学習漢字]4年 1 わらう。わらい。「笑殺・笑止・笑声・笑柄/一笑・苦笑・哄笑・失笑・大笑・談笑・嘲笑(ちょうしょう)・爆笑・微笑・冷笑」...
ちょっかん‐てき【直感的】
[形動]勘などを働かせて物事を感覚的にとらえるさま。「—におかしいと思う」
しょう‐し【笑止】
[名・形動]《「勝事」からか》 1 ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。「—の至り」「—の沙汰」「—なことを言う」 2 気の毒に思うこと。また、そのさま。「老の歩みの見る目—に」〈露...
しゃべ‐くり【喋くり】
1 (切れ目なく)しゃべること。 2 二人が掛け合いでおもしろおかしい話をして客を笑わせる話芸。しゃべくり漫才。
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。ま...