おまん‐げんごべえ【おまん源五兵衛】
心中をして寛文年間(1661〜1673)の俗謡などに歌われた、おまんと薩摩源五兵衛。二人の話を題材として、近松門左衛門の「おまん源五兵衛薩摩歌」、井原西鶴の「好色五人女」などの作品がある。
あま‐が‐べに【天が紅】
残照に赤く染まった雲。夕焼け雲。おまんがべに。「下紅葉空にうつすや—/朝慶」〈玉海集〉
メルシン【Mersing】
マレーシア、マレー半島南東岸の町。ジョホール州の都市ジョホールバルの北東約140キロメートル、メルシン川の河口に位置し、南シナ海に面する。海岸保養地として知られる沖合のティオマン島やラワ島とフェ...
おお‐きたのまんどころ【大北の政所】
摂政・関白の母の敬称。おおまんどころ。
イヨマンテ
《アイヌ語。「イオマンテ」とも》「熊(くま)送り」に同じ。
お‐めこ
「おまんこ」に同じ。
お‐ぼうさん【御坊さん】
1 僧を敬い親しんでいう語。 2 世俗のことに通じていない人。「所帯向の事は一向—であったから」〈紅葉・多情多恨〉 3 男の子を親しんでいう語。お坊ちゃん。「これ—、おまんひとつあげやせう」〈滑...
くい‐あげ【食(い)上げ】
1 失業して生活の手段を失うこと。「おまんまの—」 2 釣りで、魚がえさをくわえて浮き上がり、浮きが横になること。 3 食い扶持(ぶち)を取り上げられること。「怪我(けが)でもさせ申すと、それこ...
まん‐ま【飯】
めしをいう幼児語。まま。→おまんま
とりべ‐やま【鳥辺山/鳥部山】
鳥辺野(とりべの)の異称。 地歌。近松門左衛門作詞、湖出金四郎作曲、岡崎検校改調とされる。宝永3年(1706)京都の都万太夫座で上演されたおまん・源五兵衛の道行(みちゆき)を原拠とするが、同...