かいな【腕/肱】
[名]「うで」の古い言い方。肩からひじまでの部分。二の腕。また、肩から手首までの部分もいう。うで。 [接尾]助数詞。手を動かして舞うところから、舞の手を数えるのに用いる。「二—三—舞ひかけっ...
かい‐な
[連語] 1 《「かい」「な」は、ともに終助詞》疑いの意を込めて念を押す意を表す。「ここでお雇いなさるの—」〈滑・膝栗毛・七〉 2 《「さうかいな」または「さやうかいな」の略》軽く疑いながら応答...
かい‐ない【回内】
前腕を、掌(てのひら)が下を向くように回転させること。→回外 →内旋
かい‐な・い【甲斐無い】
[形][文]かひな・し[ク] 1 何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、—・いことだ」 2 値うちがない。取るに足らない。「生...
かい‐なおし【買(い)直し】
前に買ったものを失ったために、もう一度買うこと。特に、取引で、一度売った株などを再び買うこと。
かい‐なお・す【買(い)直す】
[動サ五(四)]前に買ったものを失ったために、もう一度買う。「手帳をなくしたので—・す」
かいな‐さし【腕差し】
神前で舞楽を奏すること。あるいは、広く、舞をまうこと。「御—法楽しまいらせ給ひ候ひなば」〈義経記・六〉
かい‐なじ・む【買い馴染む】
[動マ五(四)]遊女をしばしば買ってなじみになる。「書生時代に—・んだ駒代に再会して見ると」〈荷風・腕くらべ〉
かい‐な・ず【掻い撫づ】
[動ダ下二]《「かきなづ」の音変化》なでる。「ただ一人ゐたる所に、この猫が向ひゐたれば、—・でつつ」〈更級〉
かいな‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]腕がだるい。「経を…ささげ奉りしに、—・くもあらず」〈宇治拾遺・一〇〉