がさがさとは？意味・使い方

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がさ‐がさ
の解説

［副］(スル)

１乾いた物が触れ合う音を表す語。「かさかさ」より強く、騒がしい音を表す。「やぶで—（と）音がする」

２水分や脂気が抜けてきめが粗く、荒れた感じがするさま。「—した松の幹」

３言動に落ち着きがなく、荒っぽいさま。感情のこまやかさに欠けていて、人の神経にさわるさま。「—した人」

［形動］

2に同じ。「手が荒れて—になる」

［アクセント］はガサガサ、はガサガサ。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

がさがさの例文(23)

出典：青空文庫

･･･らず周囲の草の中で、がさがさ音がして犬の沾れて居る口の端に這い寄るも･･･著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ訳:森鴎外「犬」
･･･肩も脛も懐も、がさがさと袋を揺って、「こりゃ、何よ、何だぜ、あのう、･･･泉鏡花「海異記」
･･･袋はだし、それでも、がさがさと針を揺り、歯を剥いて刎ねるから、憎らし･･･泉鏡花「木の子説法」

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