あわせ‐かがみ【合(わ)せ鏡】
1 髪・襟などの後ろ姿を見るために、前に立てた鏡に映るように、後ろからもう1枚の鏡で映して見ること。また、その鏡。共鏡(ともかがみ)。 2 相手に調子を合わせること。おせじ。「きつい—とは思へど...
ロリシフェラ【Loricifera】
無脊椎(せきつい)動物の新動物門。デンマークのR=M=クリステンセンが1983年に発表。フランスのロスコフ、アゾレス群島、フロリダなどの海底20〜30メートルの砂中にすむ体長約230ミクロン、体...
ぐ‐ひん【狗賓】
1 天狗(てんぐ)のこと。「その身は—に五体を裂かれ」〈浄・万年草〉 2 うぬぼれの強いこと。また、そういう人。「人もなげなる振る舞ひ、いやもうきつい—達で」〈洒・神代椙𥄢論〉
くりから‐おとし【倶利迦羅落(と)し】
1 倶利迦羅竜王が剣に巻きついた形のように、螺旋(らせん)形に回りながら落ちること。 2 源義仲の軍が、平維盛の軍を倶利伽羅谷の谷底へ攻め落としたこと。
くず‐まき【葛巻(き)】
1 葛のつるの巻きついたようす。また、そのような形。 2 葛練りをかけて巻いた菓子や料理。
けん【険/嶮】
[名・形動] 1 山などのけわしいこと。また、その場所。難所。「箱根の山は天下の—」〈鳥居忱・箱根八里〉 2 困難が多いこと。「—を冒し危きを凌ぎ」〈中村訳・西国立志編〉 3 (「権」「慳」とも...
くりから‐りゅうおう【倶利迦羅竜王】
不動明王の化身としての竜王。形像は、岩上で火炎に包まれた黒竜が剣に巻きついて、それをのもうとするさまに表される。剣は外道(げどう)の智、竜は不動明王の智を表したものという。倶利迦羅明王。倶利迦羅...
げんさく‐どうぶつ【原索動物】
動物界の一門。一時期あるいは終生脊索(せきさく)をもち、脊椎(せきつい)はもたない動物。脊椎動物に近縁とされる。尾索類のホヤ、頭索類のナメクジウオなどに分けられ、すべて海産。
くく・れる【括れる】
[動ラ下一]ひもなどが巻きついて細く締まる。また、ひもなどが食い込んだように筋ができる。「—・れた顎(あご)」
しお‐や【塩屋】
1 塩を売る家。また、その人。 2 海水を煮て塩を作る小屋。「これなる海人(あま)の—に立ち寄りて」〈謡・松風〉 3 自慢する人。高慢な人。「何かあいつはきつい—だ」〈洒・売花新駅〉