きょう‐かく【匡郭】
木版本や古活字本などの各丁の外枠の線。
きょう‐かく【夾角】
互いに交わる2本の直線、または曲線に挟まれた角。
きょう‐かく【狂客】
風狂の人。風雅に徹している人。「俳諧に遊ぶ—とはなれりけり」〈鶉衣・咄々房挽歌並序〉
きょう‐かく【侠客】
義侠・任侠を建て前として世渡りする人。町奴(まちやっこ)・博徒(ばくと)など。男伊達(おとこだて)。侠者。
きょう‐かく【胸郭】
胸部の外郭をつくるかご状の骨格。胸椎(きょうつい)・肋骨(ろっこつ)および胸骨からなり、心臓・肺などの臓器を支え保護する。
きょう‐かく【胸膈】
1 胸と腹との間。また、胸部。むね。 2 胸のうち。心中。「不肖の臣が—を苦しめ砕くは」〈浄・近江源氏〉
きょう‐かく【脅嚇/恐嚇】
[名](スル)おどしつけて恐れさせること。「声を放ちて不同意者を、—しければ」〈竜渓・経国美談〉
きょうかく‐せいけいじゅつ【胸郭成形術】
肺結核に用いられた外科療法。肋骨(ろっこつ)の一部を切除して胸郭を狭め、結核の空洞を押しつぶすもの。