くき【岫】
1 山の洞穴。「骨(かばね)、巌(いはほ)の—に積みたり」〈欽明紀〉 2 山の峰。「玉釧(たまくしろ)まき寝し妹(いも)を月も経ず置きてや越えむこの山の—」〈万・三一四八〉
くき【茎】
高等植物で、葉・根とともに植物を構成する基本器官。先端に生長点があり、内部に維管束をもつ。地下茎・蔓(つる)・とげなどになるものもある。性質により草本(そうほん)と木本(もくほん)とに分けられる。
くき【九鬼】
姓氏の一。 [補説]「九鬼」姓の人物九鬼周造(くきしゅうぞう)九鬼嘉隆(くきよしたか)
くき【久喜】
埼玉県北東部の市。東北本線と東武伊勢崎線とが交差する交通の要地。足利政氏の館跡の甘棠院(かんとういん)がある。平成22年(2010)に菖蒲町・栗橋町・鷲宮町と合併。人口15.4万(2010)。
くき【群来】
魚が産卵のために沿岸に大群で来ること。特に、ニシンについていう。→鰊群来(にしんくき)
あく‐き【悪鬼】
⇒あっき(悪鬼)
ほいく‐き【保育器】
未熟児や異常のある乳児を収容し、温度などを最適な条件にして保育する装置。
かく‐き【客気】
⇒かっき(客気)
しゅうかく‐き【収穫期】
農作物を収穫する時期。とりいれどき。
こっかく‐き【骨角器】
獣類の骨・角・歯牙や魚骨・鳥骨などで作った道具。石器時代に多く用いられた。銛(もり)・簎(やす)・鏃(やじり)・針など。