けり
《和歌・俳句などに助動詞「けり」で終わるものの多いところから》物事の終わり。結末。決着。
けり【鳧/計里】
チドリ科の鳥。全長約36センチ。頭から背は灰褐色、腹部は白く、胸に黒色の線がある。本州北部と近畿地方の草原や田畑で繁殖。ケリリ、キリリイと鳴く。《季 夏》「—の子の浅田にわたる夕かな/暁台」
けり【蹴り】
蹴ること。足を物に強くぶつけること。キック。「—を入れる」
け・り【来り】
[動ラ変]《動詞「く(来)」の連用形に「あり」の付いた「きあり」の音変化》来ている。「玉梓(たまづさ)の使の—・れば嬉しみと」〈万・三九五七〉
け・り【着り/著り/服り】
[動ラ変]《動詞「き(着)る」の連用形に「あり」の付いた「きあり」の音変化》着ている。「我が旅は久しくあらしこの吾(あ)が—・る妹が衣の垢つく見れば」〈万・三六六七〉
けり
[助動][(けら)|○|けり|ける|けれ|○]《動詞「く(来)」の連用形に動詞「あり」の付いた「きあり」の音変化から》動詞・助動詞の連用形に付く。 1 過去に起こった事柄が、現在にまで継続してき...
けり‐あ・げる【蹴り上げる】
[動ガ下一][文]けりあ・ぐ[ガ下二] 1 蹴って上にあげる。けあげる。「ボールを高く—・げる」 2 ものを下方から蹴る。けあげる。「腹を—・げる」
けりが付(つ)・く
物事の結末がつく。決着する。「喧嘩両成敗ということで—・いた」
ケリケリ【Kerikeri】
ニュージーランド北島北部、ノースランド半島東岸、ベイオブアイランズの町。ケリケリ川沿いに位置する。ファーノース地方への玄関口。1835年建造の同国最古の石造建築の一つ、ストーンストアをはじめ歴史...
ケリズ‐かこうこ【ケリズ火口湖】
《Kerið》アイスランド南西部にある火口湖。直径約200メートル、湖面から火口外縁までの高さは約55メートル。約3000年前の噴火でできたとされる。