[動マ五(四)]《「さきなむ」の音変化》
  1. 𠮟ったり責めたてたりする。「われとわが身を—・む」

    1. 「かかる文見すれば、おとど、母宮、—・むとて」〈宇津保・嵯峨院〉

  1. 苦しめる。いじめる。「不安の念に—・まれる」「切り—・む」

    1. 「牛頭馬頭 (ごずめず) の獄卒に—・まれて」〈芥川・地獄変〉

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