さん‐じょう【三上】
《欧陽脩「帰田録」の「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃう)なり」から》文章を考えるのに最も都合がよいという三つの場面。馬に乗っていると...
さんじょう【三条】
新潟県中部の市。江戸時代から金物の製造が盛ん。法華宗総本山本成寺がある。平成17年(2005)5月、下田村、栄町と合併。人口10.2万(2010)。 平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路...
さんじょう【三条】
姓氏の一。藤原北家閑院流。七清華(せいが)家の一。藤原実行を祖とし、邸宅が京都三条北にあったことから称した。 [補説]「三条」姓の人物三条実万(さんじょうさねつむ)三条実美(さんじょうさねとみ)
さん‐じょう【三乗】
[名](スル) 1 数学で、同一の数を3回掛け合わせること。立方。a×a×a=a3のように示す。和算では、同一数の掛け算を3回行うことで、4乗にあたる。 2 《「乗」は乗り物の意》仏語。 ㋐衆生...
さん‐じょう【山上】
1 山の上。山頂。 2 山に登ること。登山。「この尉(じょう)こそ—する者にて候へ」〈謡・女郎花〉 比叡山延暦寺のこと。
さん‐じょう【山城】
山に築いた城。やまじろ。
さん‐じょう【参上】
[名](スル)目上の人の所に行くこと。また、人のもとに行くことをへりくだっていう語。まいること。うかがうこと。「御殿に—する」「明日—いたします」
さん‐じょう【惨状】
思わず目をそむけたくなるような、むごたらしいありさま。また、いたましいありさま。「事故現場の—」「難民の—を報じる」
さん‐じょう【散杖】
真言宗で、加持のときに香水(こうずい)を壇や供物にまき散らすのに使う杖(つえ)状の仏具。柳・梅などの枝で作る。灑水杖(しゃすいじょう)。
さん‐じょう【散状】
1 古代・中世、公事(くじ)の参仕者、宿直(とのい)番の勤仕者など、関係する者の名を列記した文書。交名(きょうみょう)。 2 中世、諸役の勤番や裁判に出頭すべき者の名などを列記し、回覧した文書。回状。