か【佳】
[名・形動]よいこと。すぐれていること。美しいこと。また、そのさま。「味すこぶる—なり」「夕方の景色もまた—である」
ひた‐ぶる【頓/一向】
[形動][文][ナリ] 1 いちずなさま。ひたすら。「—な態度」「—に思いを寄せる」 2 完全にその状態であるさま。「—に煙にだになし果ててむと思ほして」〈源・夕霧〉 3 向こう見ずなさま。また...
こわ‐づくろい【声作ろひ/声繕ひ】
1 「声(こわ)作り1」に同じ。「弁慶—して、ことごとしく申しけるは」〈盛衰記・三六〉 2 「声(こわ)作り2」に同じ。「有国砌(みぎり)に候ひけるが、頗(すこぶる)—を申したりければ」〈古事談・六〉
こう‐りょう【荒涼】
[名・形動] 1 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。「三千代は自分の—な胸の中(うち)を」〈漱石・それから〉 2 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。「題の本意もなくすこぶる...
すこぶる‐つき【頗る付き】
「すこぶる」という語が付くほど、はなはだしいこと。「—の豪華版」
は【頗】
[人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) [訓]すこぶる 一方に偏って正しくない。「偏頗(へんぱ)」
げん‐き【減気/験気】
病気の勢いが衰えて、快方に向かうこと。「師の病すこぶる—ありて」〈今昔・一九・二四〉