陽炎(かげろう)稲妻(いなずま)水(みず)の月(つき)
捕らえがたいもの、また、すばしこいもののたとえ。「隠れ現れ—手にもたまらず防がるる」〈浄・烏帽子折〉
目(め)から鼻(はな)へ抜(ぬ)ける
非常に頭の働きのよいさま。また、抜け目なくすばしこいさまをいう。
すすど・い【鋭い】
[形][文]すすど・し[ク] 1 動作が機敏である。すばしこい。「—・い馬かは知れませぬが優美な毛色ではありません」〈露伴・暴風裏花〉 2 機をみるに敏である。するどく賢い。また転じて、言動に抜...
さつま‐はやと【薩摩隼人】
《上代、薩摩に住んでいた隼人一族が、勇ましくすばしこいことで知られたところから》薩摩出身の武士。また、一般に鹿児島県出身の男性。
す‐ばしっこ・い
[形]「すばしこい」の音変化。「小柄で—・い選手」 [派生]すばしっこさ[名]
はしこ・い【捷い/敏捷い】
[形][文]はしこ・し[ク]機転がきき、動作が敏捷である。すばしこい。はしっこい。「私の叔母でも、母親でも、強健(つよ)い—・い気象です」〈藤村・旧主人〉 [派生]はしこさ[名]
こう‐と【狡兎】
ずる賢いうさぎ。また、すばしこいうさぎ。