そげ【削げ/殺げ】
1 竹や木の薄くそげた小片。木材などの表面にできたささくれ。また、それがからだに刺さったもの。とげ。 2 「削(そ)げ者」の略。「—めがつらは見たうもない」〈浄・浪花鑑〉
そ‐げき【狙撃】
[名](スル)銃で、ねらって撃つこと。「要人が暴漢に—される」「—兵」
そげ‐た・つ
[動タ四]《「そげだつ」とも》 1 しょんぼりする。「頼平—・つ顔ふり上げ」〈浄・関八州繋馬〉 2 鳥肌がたつ。「ぞっと—・つ露時雨」〈浄・蘆屋道満〉
そ‐げつ【素月】
1 明るくさえわたった月。「西より瞻(み)れば飛檐(ひえん)或時—を吐き」〈露伴・五重塔〉 2 陰暦8月の異称。
そげ‐もの【削げ者】
偏屈者。変わり者。そげ。「かの虎渓の橋を渡りし三人の—」〈浮・元禄大平記〉
そ・げる【削げる/殺げる】
[動ガ下一][文]そ・ぐ[ガ下二] 1 刃物などで削られたような形になる。「ほおの肉がげっそり—・げる」 2 本筋からはずれる。普通とはちがっている。「常識には些(ちと)欠けていたり、妙に—・げ...
そ‐げん【粗言/麁言】
粗末なことば。無礼なことば。粗語。そごん。
そ‐げん【遡源/溯源】
[名](スル)《慣用読みで「さくげん」とも》おおもとにまでさかのぼること。また、根本をきわめること。
そ‐げんざいりょう【素原材料】
第一次産業で生産された未加工の原材料や燃料で、生産活動のために使用・消費されるもの。木材・飼料用穀物・原油・鉄鉱石など。
そげん‐は【素元波】
ホイヘンスの原理における、前進する波面の各点から出る小さな無数の球面波。