でん‐ぷ【田夫】
《「でんぶ」とも》 1 農夫。 2 洗練されていないこと。やぼであること。また、その人。いなかもの。「女は都がよし、あづまは—なり」〈咄・御前男・一〉
でん‐ぷ【伝符】
律令制で、官人が伝馬を使って旅行することを許可する証書。
でん‐ぷう【癜風】
マラセチアという真菌の感染によって起こる皮膚の病気。頚部・背部・胸部・上腕などに、米糠のような鱗屑を伴った淡褐色の色素斑(黒色癜風)または脱色素斑(白色癜風)ができる。自覚症状はほとんどない。黒...
でん‐ぷく【甸服】
古代中国で、五服の一。王城の周囲500里以内の地域。
でんぷ‐やじん【田夫野人】
教養のない粗野な人。いなかもの。
でん‐ぷん【澱粉】
多糖類の一。植物の葉緑体で光合成によって作られ、根・茎・種子・果実などに蓄えられる。無味無臭の白色粉末。でんぷん粒はアミロースとアミロペクチンとで構成される。動物の重要な熱量源で、消化によりグル...
でんぷん‐しつ【澱粉質】
でんぷん。また、多量のでんぷんを含む物質。
でんぷん‐しゅし【澱粉種子】
貯蔵物質として主にでんぷんを含む種子。稲・トウモロコシ・アズキなど多くの植物種子がこれに属する。
でんぷん‐とう【澱粉糖】
でんぷんを加水分解してできる糖類。分解度が低くデキストリンの多い水あめ・粉あめからグルコース含量の多い固形ぶどう糖まである。
でんぷん‐のり【澱粉糊】
米・小麦・トウモロコシ・タピオカなどのでんぷんに、水を加えて練り合わせた接着剤。