とみ【富】
1 集めた財貨。財産。「巨万の—を築く」 2 経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の—」 3 「富籤(とみくじ)」の略。
とみ【頓】
[名・形動ナリ]《「頓」の字音「とん」の音変化》にわかなこと。急なこと。また、そのさま。→頓(とみ)に「—の事にて預め知らするに由なかりしが」〈鴎外・舞姫〉 「—なる召使ひの、来あひたりつればな...
と‐み【跡見】
狩猟で、鳥獣の通った跡を見、その向かった方角などを考えること。また、その役目。「秋津の小野の野の上には—すゑ置きて」〈万・九二六〉
とみおか【富岡】
群馬県南部の市。日本の洋式機械製糸の発祥地。現在は製糸業にかわり電気工業が中心。平成18年(2006)3月、妙義町と合併。人口5.2万(2010)。
とみおか【富岡】
姓氏の一。 [補説]「富岡」姓の人物富岡多恵子(とみおかたえこ)富岡鉄斎(とみおかてっさい)
とみおか‐し【富岡市】
⇒富岡
とみおか‐せいしじょう【富岡製糸場】
明治前期の官営模範製糸工場。明治5年(1872)群馬県富岡に設立。フランスより機械と技術を導入、近代的熟練工を養成した。明治26年(1893)より民間に払い下げられ、昭和62年(1987)操業停...
とみおか‐はちまんぐう【富岡八幡宮】
東京都江東区富岡にある神社。祭神は応神天皇ほか。例祭の深川祭りは江戸三大祭りの一。深川八幡宮。
とみおまるやま‐こふん【富雄丸山古墳】
奈良県奈良市丸山にある4世紀後半の古墳。直径109メートルで、円墳としては日本最大級。鍬形石(くわがたいし)や蛇行剣、盾形銅鏡などの副葬品が出土している。
とみ‐くさ【富草】
稲の古名。「荒田に生ふる—の花手に摘み入れて宮へ参らむ」〈風俗歌・荒田〉