なん‐ぼう【何ぼう】
[副]《「なにほど」の音変化》 1 「なんぼ1」に同じ。「稽古の際をば—御見せ候ふぞ」〈謡・鞍馬天狗〉 2 「なんぼ2」に同じ。「—飽かれた中なりとも」〈浄・国性爺〉 3 いやはや。なんとまあ。...
えど‐きょうげん【江戸狂言】
江戸で発達した歌舞伎狂言。初世市川団十郎の創始した荒事(あらごと)や、鶴屋南北(つるやなんぼく)・河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)などによって完成された生世話物(きぜわもの)がその代表。江戸歌舞伎...
わけ【分け/別け】
1 分けること。また、分けたもの。分配。「形見—」 2 勝負が決まらないこと。引き分け。「痛み—」 3 芸娼妓などが、稼ぎ高を主人と折半にすること。また、その芸娼妓。「寿々廼家の—の芸者であった...
こ・ける【転ける/倒ける】
[動カ下一][文]こ・く[カ下二] 1 たおれる。ころぶ。「石につまずいて—・ける」 2 映画や芝居などの興行が当たらないままで終わる。 3 ころげ落ちる。すべり落ちる。「ひとりでに羽織の—・け...
だい‐ごし【台越し】
輦台(れんだい)に乗って川を渡ること。「—にいたさう。なんぼぢゃ」〈滑・膝栗毛・三〉
かんり‐てんとう【冠履顛倒】
[名・形動]地位・価値などの上下の順序が乱れること。また、そのさま。「なんぼ—な世の中で」〈魯庵・社会百面相〉
だん‐ぼう【男房】
⇒なんぼう(男房)
たけみくまり‐じんじゃ【建水分神社】
大阪府南河内郡千早赤坂村にある神社。祭神は天水分神(あめのみくまりのかみ)・天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)ほか。境内には、楠正成(くすのきまさしげ)をまつる南木(なんぼく)神社がある。
ちょう‐けん【町間/町見】
《「ちょうげん」とも》遠近・高低の町・間・尺を測量すること。「口の広さが京間で五十三間、鼻の高さが—につもったらなんぼあらうか」〈滑・虚誕計・前〉
わ‐が‐み【我が身】
[連語]自分のからだ。また、自分の身の上。自分。「あすは—」「—を省みる」 [代] 1 一人称の人代名詞。わたし。自分。「—は女なりとも」〈平家・一一〉 2 二人称の人代名詞。親しみの気持ち...