あい‐きょう【愛嬌/愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
わら‐らか【笑らか】
[形動ナリ]明朗なさま。にこやかなさま。「眉目のほどいと—にて、らうたげなる」〈狭衣・三〉
え‐わら・う【笑笑ふ】
[動ハ四]にこやかに笑う。また、声を出して笑う。「行きちがふさまなどの慎ましげならず、もの言ひ、—・ふ」〈枕・一八四〉
え‐がち【笑勝ち】
[形動ナリ]笑みを含んださま。にこやかなさま。「心ゆきたる気色して物言ひ、—なるを聞くが」〈狭衣・一〉
スマイリー【smiley】
《笑顔の、にこやかな、の意》 1 「エモーティコン」に同じ。 2 笑顔を表現したマークやデザイン。
かん【莞】
[人名用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]い 1 植物の名。フトイ。また、イで織ったむしろ。「莞席」 2 にこやかに笑うさま。「莞爾(かんじ)・莞然」
相好(そうごう)を崩(くず)・す
にこやかな表情になる。顔をほころばせる。「孫の顔を見て—・す」
ほや‐ほや
[副] 1 炎や湯気などの立ちのぼるさま。「—と煙(けむ)の立つ莨(たばこ)の」〈小杉天外・初すがた〉 2 柔らかくあたたかそうなさま。「春風の—と吹くに」〈玉塵抄・三〉 3 声を出さず、にこ...
にょ‐ほう【如法】
[名・形動] 1 仏語。仏の教法にかなっていること。 2 文字どおりであること。また、そのさま。「—の闇」 3 穏やかであること。柔和であること。また、そのさま。「—なる気もまる額、にこやかに」...
にこ‐よか【和よか/柔よか】
[形動ナリ]「にこやか」に同じ。「秋風になびく川辺(かはび)のにこ草の—にしも思ほゆるかも」〈万・四三〇九〉