あり‐かけ【蟻掛(け)】
一方の木材の先端に蟻枘(ありほぞ)を作り、他方の木材に作った蟻穴にはめ込む仕口。蟻落とし。
あり‐つぎ【蟻継(ぎ)】
一方の木材に蟻枘(ありほぞ)を作り、他方の木材に蟻穴を作ってはめ込む継ぎ手。
あり‐ほぞ【蟻枘】
木材の先端を、他の木材にはめ込むため、鳩尾(きゅうび)状に突出させた枘。→蟻穴
いと‐ぞうがん【糸象眼】
象眼で、地金に文様や文字を細く彫り、そこに糸状の他の金属をはめ込む技法。
いも‐つぎ【芋継ぎ】
1 煉瓦(れんが)積みや石積みなどで、縦の継ぎ目が一直線になるもの。崩れやすいので嫌われる。芋目地(いもめじ)。 2 一方の木材に枘(ほぞ)を作り、他方の木材に枘穴を作ってはめ込む継ぎ手。
い・れる【入れる/容れる】
[動ラ下一][文]い・る[ラ下二] 1 外側にあるものを、ある範囲内、内側の場所に移す。 ㋐外から中に移し置く。また、はいらせる。「冷蔵庫に—・れる」「部屋に風を—・れる」 ㋑支払うべきものを納...
う・える【植える】
[動ア下一][文]う・う[ワ下二] 1 草木を育てるために、種子や苗を地中に埋める。「山に木を—・える」 2 小さいものや細いものをはめ込む。植え込む。「ブラシに毛を—・える」「活字を—・える」...
え・る【彫る/雕る/鐫る】
[動ラ五(四)] 1 彫刻する。ほりつける。「この二つの法諡は孰(いず)れも石に—・られなかった」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 ほり刻んで、金銀・珠玉をはめ込む。「朧に薄紅の螺鈿(らでん)を—・る」〈...
エンベッド【embed】
[名](スル)埋め込むこと。はめ込むこと。組み込むこと。エンベデッド。
かじ‐どこ【舵床】
和船の最後部に横たわる梁の中央部の、舵をはめ込むように作った所。床船梁(とこふなばり)。床。