まま‐こ【継子】
1 自分の子で、血のつながりのない子。実子でない子。 2 仲間はずれにされる者。のけ者。
まま‐こ【継粉】
粉を水などでこねるとき、こなれないで粉末のまま固まった部分。だま。
ままこ‐あつかい【継子扱い】
[名](スル)他の者と区別して仲間はずれにすること。「文壇で—される作家」
ままこ‐いじめ【継子苛め】
継子をいじめること。
ままこ‐こんじょう【継子根性】
人になつきにくいひがんだ根性。
ままこ‐ざん【継子算】
⇒継子立(ままこだ)て
ままこ‐だて【継子立て】
碁石でする遊戯。黒白の石それぞれ15個ずつ、合計30個をなんらかの順序で円形に並べ、あらかじめ定められた場所にある石を起点として10番目にあたる石を取り除き、順次10番目の石を取っていって、最後...
ままこ‐な【飯子菜】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。山地に生え、高さ約50センチ。長卵形の葉が対生する。夏、紅紫色の唇形の花を総状につける。名は、若い種子が米粒に似るからとも、下唇に米粒状の白斑があるからともいう。
ままこ‐の‐しりぬぐい【継子の尻拭】
タデ科の一年草。野原に生える。茎はつる状に伸び、逆向きのとげで他に巻きつく。葉はほぼ三角形で、柄の基部に托葉がある。夏、小枝の先に、淡紅色の小花が集まってつく。
ままこ‐ばなし【継子話】
昔話の一系統で、継母の虐待による苦難を耐え忍んだ継子が最後に幸せになり、逆に継母とその実子とが不幸になるというもの。糠福米福・紅皿欠皿など多くの話が伝えられ、落窪物語などの文学作品にも取り入れら...