らん【婪】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]むさぼる むさぼる。際限なく欲しがる。「貪婪(どんらん)」
あこぎ【阿漕】
[名・形動]《禁漁地である阿漕ヶ浦で、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説から》 1 しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また...
り‐よく【利欲/利慾】
利をむさぼる心。利益を得ようとする欲望。「—にとらわれる」
薬(くすり)九層倍(くそうばい)
薬の売価が、原価に比べて非常に高いこと、また、暴利をむさぼることのたとえ。
きょ‐り【巨利】
大きな利益。「—をむさぼる」
こう‐あん【苟安】
[名](スル)一時的な安楽をむさぼること。偸安(とうあん)。「僅(わずか)に長藩に諭して兵を退かしめ以て一時を—せり」〈田口・日本開化小史〉
がぶ‐がぶ
[副]水などをむさぼるように飲むさま。また、その音。「酒を—(と)飲む」 [形動]胃に水などがたくさんたまっているさま。「ビールで腹が—だ」 [アクセント]はガブガブ、はガブガブ。
ざい‐よく【財欲】
仏語。五欲の一。財物をむさぼる欲望。
キャッチ‐バー
《(和)catch+bar》盛り場で、強引に客を勧誘して暴利をむさぼる酒場。
かつ‐よく【渇欲】
むさぼるような激しい欲求。「生血の味をしめた虎の子のような—」〈有島・或る女〉