め‐くち【目口】
目と口。
めくち‐かわき【目口乾き】
《つねに見たり言ったりして目や口をうるおさないと、乾ききってしまう意》他人の欠点などを目ざとく見つけ、口やかましく言うこと。また、その人。「三つ寄すれば姦(かしま)しい、—の色ばなし」〈浄・矢口渡〉
目口(めくち)はだか・る
あきれ、驚いて、目と口が大きく開く。「これを聞くにあさましく、—・りておぼゆ」〈宇治拾遺・一二〉
目口(めくち)を立(た)・てる
「目くじらを立てる」に同じ。「つまらん事にも—・てて」〈左千夫・春の潮〉
め‐くわ・す【眴す】
[動サ下二]《「めぐわす」とも》目くばせをする。「—・せたてまつらましかば、こよなからましものを」〈源・竹河〉
め‐くわせ【眴せ】
[名](スル)《「めぐわせ」とも》「目配(くば)せ」に同じ。「人々は互いに—したりしながら」〈堀辰雄・かげろふの日記〉
メグ【MEG】
《magnetoencephalography》⇒脳磁図
め・ぐ
[動ガ四]物をこわす。くだく。「あたる物を幸ひに打ち—・ぐ打ちわる踏み砕く」〈浄・嫗山姥〉
[動ガ下二]「めげる」の文語形。
メグオーム【megohm】
電気抵抗の単位。1メグオームは100万オーム。記号MΩ
めぐ・し【愛し】
[形ク] 1 いとおしい。かわいい。「父母を見れば貴く妻子(めこ)見ればかなしく—・し」〈万・四一〇六〉 2 気がかりである。いたわしい。「人もなき古りにし里にある人を—・くや君が恋に死なせむ」...