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[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。
  1. 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。

    1. 「月は有明にて光をさまれる—、影さやかに見えて、なかなかをかしきあけぼのなり」〈・帚木〉

  1. 理由原因を表す。…ものだから。…ので。

    1. 「莵道 (うぢ) の王 (きみ) …みづから宝算 (よはひ) を断たせ給ふ—、やんごとなくて兄の皇子御位につかせ給ふ」〈読・雨月・白峯〉

[補説]2は「から」からの類推により中世末に生じ近世擬古文に多く用いられる用法
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