わ‐かん【和姦】
相方合意の上での姦通。⇔強姦(ごうかん)。
わ‐かん【和漢】
1 日本と中国。「—の歴史」 2 和文と漢文。 3 和学と漢学。 4 「和漢聯句(れんく)」の略。
わ‐かん【倭館/和館】
15世紀、李氏朝鮮が日本使節の接待および貿易管理のため、漢城(ソウル)・乃而浦(ないじほ)・釜山浦・塩浦に設けた建物。三浦(さんぽ)の乱により閉鎖されたが、1609年釜山浦に再設。
わかん‐こんこうぶん【和漢混交文/和漢混淆文】
和文の要素と漢文訓読語の要素を合わせもつ文体。特に、鎌倉時代以降の軍記物語などにみられる漢語を多くまじえた文語文。
わかんごううん【和漢合運】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作「和漢編年合運図」の通称。正保2年(1645)刊行。
わかんさんさいずえ【和漢三才図会】
江戸時代の百科事典。105巻。寺島良安著。正徳2年(1712)成立。中国の「三才図会」にならい、和漢古今の万物を掲げ、漢文で解説を施し、図解したもの。
わかん‐しょ【和漢書】
1 和書と漢籍。 2 図書館の分類で、ローマ字書きの洋書に対して、漢字・仮名書きの本。
わ‐かんじき【輪樏】
木・竹・蔓(つる)などを輪にしてつくったかんじき。わかん。《季 冬》
わかんどおり
《「わか」は「若」、「んどおり」は系統・血統の意の「とおり」に接頭語「み」の付いた「みとおり(御裔)」の変化したものか。一説に、「わか」は「王家」の変化とも》皇室の血統。皇族。わこうどおり。「離...
わかんどおり‐ばら【わかんどほり腹】
皇族の女子からの出生であること。また、その人。「—にて、あてなる筋は劣るまじけれど」〈源・少女〉