出典:gooニュース
復興へわっしょい 伊豆山神社で5年ぶりみこし担ぎ
地区住民らがそれぞれ「わっしょい、わっしょい」と威勢のいいかけ声とともに、神社の境内から参道の階段を約500メートルにわたって下った。道中には見物客が集まり、熱気に包まれた。 この日を待ち望んだ土石流災害の被災者の姿もあった。岸谷の自宅が流され、近くの七尾団地で避難生活を続ける小川浩和さん(46)は岸谷のみこしを担ぎ「5年ぶりで大変だったが、岸谷の絆が深まった」とうなずいた。
桜の名所に響いた「わっしょい」 子どもたちがみこしで練り歩く
この日は遠藤さんの「わっしょい」のかけ声に合わせて子どもたちがみこしを担いだ。町内の新小学1年生、斎藤陽翔(はると)さん(6)は「初めてみこしを担いだけど、楽しかった。また来年もやりたい」と笑顔。遠藤さんは「町が復興するには子どもの声が必要。来年以降も開催できれば」と話した。(滝口信之)
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