《南の猿の意》約400万年から100万年前にかけて生息していた初期の人類。1924年、南アフリカでR=ダートにより発見された。頭蓋 (とうがい) の容量はゴリラとほぼ同じで、直立歩行した。オーストラロピテクス。→アウストラロピテクス‐アフリカヌス →アウストラロピテクス‐アファレンシス →アウストラロピテクス‐セディバ
アウストラロピテクスアファレンシス【Australopithecus afarensis】
《「アファレンシス」は代表的な化石産地のアファール盆地に由来》400万年〜300万年前に生息していたアウストラロピテクス属の猿人の一種。1970年代から東アフリカのエチオピアやタンザニアなどで多数の化石が発見されている。アファール猿人。→ルーシー
アウストラロピテクスアフリカヌス【Australopithecus africanus】
《「アフリカ南部の猿」の意》200万年〜300万年前に生息していたアウストラロピテクス属の猿人の一種。1924年に南アフリカのスタークフォンテンで化石が発見された。
アウストラロピテクスセディバ
《「セディバ」は現地語で「泉」の意》約190万年前に生息していたアウストラロピテクス属の猿人の一種。2008年に南アフリカの洞穴で少年と成人女性の化石が発見された。主に樹上で生活し、直立二足歩行もできたと考えられている。セディバ猿人。