アセチル【acetyl】
酢酸から誘導されるCH3CO-で表される一価の基。アセチル基。略号Ac
アセチル‐コエー【アセチルCoA】
《acetyl-CoA》補酵素A(CoA)のチオール基と酢酸のカルボキシル基がチオエステル結合した化合物。高エネルギー化合物の一つ。生体内で糖質・脂質・アミノ酸の代謝や脂肪酸の合成に関与する。ア...
アセチルアセトン【acetylacetone】
CH3COCH2COCH3で表される有機化合物。β-ジケトンの一つ。さまざまな金属イオンと結合してキレート化合物を形成する。2,4-ペンタンジオン。ジアセトン。ジアセチルメタン。
アセチル‐か【アセチル化】
[名](スル)《acetylation》有機化合物に含まれる水素原子をアセチル基で置き換えること。
アセチル‐き【アセチル基】
⇒アセチル
アセチル‐コエンザイムエー【acetyl co-enzyme A】
⇒アセチルCoA
アセチルコリン【acetylcholine】
動植物に広くみられる塩基性物質。特に、運動神経や副交感神経で刺激を伝達する物質として重要。体内ではコリンから生合成される。
アセチルコリンエステラーゼ【Acetylcholinesterase】
神経組織の情報伝達を担うアセチルコリンを加水分解し、そのはたらきを阻害する酵素。コリンエステラーゼ。
アセチルサリチル‐さん【アセチルサリチル酸】
《acetylsalicylic acid》サリチル酸を無水酢酸でアセチル化して得られる白色針状の結晶。水に溶けにくい。解熱・鎮痛剤として用いる。アスピリンともいう。
アセチル‐セルロース【acetyl cellulose】
セルロースと酢酸のエステル。プラスチック成形品・アセテート・フィルム・塗料・煙草のフィルターなどに使用。酢酸繊維素。酢酸セルロース。