トルコ中東部の町
ディブリーにあるイスラム
寺院。13
世紀にメンギュジュク朝の
スルターン、アフメット=シャーにより
建造。そのため、アフメット‐シャーモスクとも呼ばれる。モスクには、礼拝堂のほかアフメットの妻により建てられた施療院が
併設する。三つの扉口と
ミフラーブ(
壁龕 (へきがん) )には植物文様をはじめとする
精緻な浮き彫りが施され、
アナトリアと
イスラムの
伝統が
融合した
独特の建築物として知られる。1985年に「ディブリーの大モスクと施療院」の
名称で世界遺産に
登録された。