出典:gooニュース
「シリーズを取り巻く”運命”にカタルシスがある」~舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ロン役・石垣佑磨を2人の大学生が直撃!〈レポート第2弾〉
石垣:『呪いの子』は世代交代の物語で、過去に戦ってきた英雄たちがどうやって子供を育てるのかを描くんですけど、そこにある「運命」というようなものにカタルシスがあるんじゃないかと思います。よく「歴史は繰り返される」と言いますが、この作品もそういうものだと思うし、それは『ハリー・ポッター』シリーズの持つ深みでもあると思う。
仁左衛門×玉三郎が生み出すカタルシス、芝翫、孝太郎、松緑、菊之助、愛之助らが繋ぐファンタジックな舞踊 歌舞伎座『四月大歌舞伎』夜の部観劇レポート
このふたりの、この2演目の振り幅だから生まれるカタルシスがある。昭和、平成、令和と輝きつづけるふたりの華と、鳶頭と芸者の仲睦まじさに夢見心地になり、痴話げんかでさえうっとりした気持ちにさせる。花道で帯を直し合えば拍手が起き、頬を寄せ合えば天井を突き抜けような多幸感に眩暈がした。長きにわたり芸を磨き続けてきたふたり。客席には、長きにわたり応援し続けてきたたくさんの観客。
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