ゲル【(ドイツ)Gel】
コロイド溶液が固まって、半固体ないし固体の状態になったもの。ゲルが分散媒を含んだまま固化したものをゼリーといい、狭い意味ではゲルはゼリーのこと。豆腐・こんにゃく・ゆで卵など。→ゾル →ジェル
ゲル【(モンゴル)ger】
モンゴルなどの遊牧民が用いる饅頭形をした組み立て式の家屋。骨組みを木で作り、その上をフェルトで覆う。中国語では「パオ」という。
ゲル
《「ゲルト」の略。戦前の学生語》金銭。かね。
ゲルか‐ざい【ゲル化剤】
液体を凝固させ、ゲル状にする物質。ゼラチン・ペクチン・寒天・アガーなどがある。
ゲルゼンキルヘン【Gelsenkirchen】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方に位置し、石炭の採掘により発展。製鉄、製鋼、繊維、ガラスなどの工業が行われた。動物園が有名。
ゲルト【(ドイツ)Geld】
金銭。かね。ゲル。
ゲルトナー‐きん【ゲルトナー菌】
《Gärtner's bacillus》サルモネラ菌の一種で、食中毒の原因菌の一つ。腸炎菌。
ゲルニカ【Guernica】
スペイン、バスク地方の小都市。スペイン内戦中の1937年、ドイツ空軍の爆撃を受け多くの死傷者を出した。 の爆撃の悲劇を象徴的に描いたピカソの作品。縦約3.5メートル、横約7.8メートル。無...
リヒター【Gerhard Richter】
[1932〜]ドイツの画家。ドレスデンの生まれ。1961年、ベルリンの壁建設前に当時西ドイツのデュッセドルフに移住。ポップアートの影響を受け、「資本主義リアリズム」を提唱。新聞や雑誌の写真を拡大...
ゲルバー‐きょう【ゲルバー橋】
桁(けた)とヒンジ(継ぎ目)とからなる構造の橋。連続桁の長所をもち、支点の不同沈下の影響が少ない。東京の両国橋などはこの形式。ドイツのゲルバー(J.G.Gerber)が創案。