と
1 五十音図タ行の第5音。歯茎の無声破裂子音[t]と母音[o]とから成る音節。[to] 2 平仮名「と」は「止」の草体から。片仮名「ト」は「止」の初2画から。
と
1 (打消しの助動詞「ぬ」のあとに付いて)…しない前。…しないうち。「我が背子を莫越(なこし)の山の呼子鳥(よぶこどり)君呼び返せ夜のふけぬ—に」〈万・一八二二〉 2 …する時。「宍串(ししくし...
と
[副]そのように。多く副詞「かく」と対になって用いられる。「—にもかくにも」「—につけかくにつけ」→とかく →とこう →とにかく →ともかく
と
[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。 1 動作をともにする相手、または動作・関係の対象を表す。「子供—野球を見に行く」「友達—けんかをした」「苦痛—闘う」「しぐれ降る暁月夜紐解かず恋ふら...
と【ト】
洋楽の音名の一つで、日本音名の第5音。
と【人】
[語素]《「ど」とも》他の語に付いて、ひとの意を表す。「助っ—」「盗っ—」「東—(あずまど)」
と【兎】
[人名用漢字] [音]ト(漢) [訓]うさぎ 〈ト〉 1 動物の名。ウサギ。「家兎・狡兎(こうと)・脱兎・野兎」 2 月のこと。「烏兎(うと)・玉兎」
〈うさぎ〉「白兎・野兎・雪兎」 [難読...
と【兜】
[人名用漢字] [音]ト(呉) トウ(漢) [訓]かぶと 〈ト〉 1 かぶり物。「兜巾(ときん)」 2 梵語の音訳字。「兜率(とそつ)」
〈トウ〉かぶと。
と【利/鋭/疾】
《形容詞「と(利)し」の語幹から》するどいこと。すばやいこと。多く「利鎌(とかま)」「利心(とごころ)」など、複合語の形で用いられる。
と【十】
数の、とお。じゅう。多く、名詞の上に付けて用いる。「—月(つき)十日(とおか)」「十人—色(いろ)」