ナイルがわ【ナイル川】
アフリカ東部を流れる世界最長の大河。ブルンジ・タンザニア近辺に源を発し、ビクトリア湖・アルバート湖を経て北流する白ナイルと、エチオピア高原のタナ湖に源を発する青ナイルとが、スーダンのハルツーム付近で合流、エジプトに大三角州を形成して地中海に注ぐ。全長6695キロ。定期的な増水は流域をうるおし、古代エジプト文明を生み、「エジプトはナイルの賜物」と称された。
ナイルグリーン【Nile green】
ナイル川の色のような、青白い緑色。
ナイルわに【ナイル鰐】
クロコダイル科のワニ。全長7メートルに達する。アフリカ大陸とマダガスカル・コモロ・セーシェル諸島の河川・湖沼に分布し、人畜を襲うこともある。古代エジプトでは神の使者とされた。
出典:青空文庫
・・・でいるのはエジプトのナイルという世界中でいちばん大きな川の岸です―・・・ 有島武郎「燕と王子」
・・・ホワイトナイルの岸べに生まれたある黒んぼ少年の数奇な冒険生涯を物語・・・ 寺田寅彦「映画時代」
・・・ができるのである。 ナイルの洪水の問題についても四箇条のオルターネ・・・ 寺田寅彦「ルクレチウスと科学」