出典:gooニュース
ナスカ地上絵、新たに303点…山形大などの研究チームがAIによる航空写真解析で発見
これに対し線タイプは、ナスカ台地の南北の神殿などをつなぐ巡礼経路の両端に集中しており、周辺では当時の土器の破片なども見つかっている。このため、宗教的な儀式に使われたと考えられている。 AIで示された候補の約7割は現地で調査できておらず、地上絵は今後さらに増える見通し。
「ナスカ地上絵」300点超、新たに特定 AI活用、山形大の共同研究
南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」の調査を進めている山形大ナスカ研究所は24日、IBM研究所(米国)との共同研究でAI(人工知能)を活用し、人や家畜を描いたとみられる300点超を新たに特定したと発表した。モチーフや分布状況の分析などから、小集団で儀礼などの情報を共有する役割があったとする考察を明らかにした。
ナスカ地上絵、新たに303点 山形大、「掲示板」の役割?
世界遺産「ナスカの地上絵」で知られる南米ペルーのナスカ台地周辺で、人や家畜をモチーフにした地上絵303点を新たに発見したと、山形大のチームが発表した。従来見つかっていた巨大な地上絵に比べると、全長が平均約9mと比較的小規模で、小集団間で情報を共有する「掲示板」のような役割があったと分析している。 1940年代に始まった現地調査で、具象的な絵はこれまで430点見つかっていた。
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