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《「フィブリノーゲン」とも》血漿 (けっしょう) 中のたんぱく質の一。主に肝臓でつくられる。血液凝固の第一因子で、トロンビンによって限定的な分解を受け、フィブリンとなる。線維素原。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
フィブリノゲンせいざい【フィブリノゲン製剤】
人の血液成分を原料とする薬剤の一。昭和39年(1964)医薬品として承認。出産や手術などで多量に出血した時の止血剤として多く使用された。 [補説]原料の血液を売血に頼ったため、C型肝炎ウイルス(HCV)が混入し、感染拡大の原因となった。平成6年(1994)のウイルス不活性化処理が導入される以前に本剤を投与された患者は、C型肝炎感染の可能性が高くなっている。→非加熱製剤 →薬害肝炎救済法
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