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万里同風の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

天下が統一されて平和に治まり、はるか遠くまで風俗・文化が同じになること。天下が統一される形容。また、世の中が平和に治まることの形容。▽「万里」ははるかかなたのこと。「風」は風俗の意。「同風」は同じ風俗になることで、天下が統一されること。「万里ばんり、風ふうを同おなじうす」と訓読する。
出典
『漢書かんじょ』終軍伝しゅうぐんでん
句例
万里同風の世を満喫する

万里同風の解説 - 学研 四字熟語辞典

万里の遠方まで同じ風が吹く意から、はるか遠くまで文化や風俗が同じように広まり、天下が統一されて平和に治まっていること。
注記
「万里」は、一万里の距離で、はるか隔たった地。「風」は、風俗。「同風」は、同じ風俗になることで、天下が統一されるたとえ。「万里ばんり、風ふうを同おなじうす」と読み下す。
出典
『漢書かんじょ』終軍しゅうぐん
用例
災難にかけては誠に万里同風である。浜の真砂が磨滅して泥になり、野の雑草の種族が絶えるまでは、災難の種も尽きないというのが自然界人間界の事実であるらしい。〈寺田寅彦・災難雑考〉

万里同風の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「漢書」終軍伝から》天下がよく統一されていてはるか遠くの地まで風俗が同じであること。

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