1. 人、または君主として守るべき三つの徳目。「中庸」で説かれた、など。

  1. 仏語。

    1. 仏果にそなわる三つの徳。衆生に恵みを与える恩徳、煩悩 (ぼんのう) を断ち切る断徳、智慧をもって平等に見る智徳。

    2. 涅槃 (ねはん) の三つの徳。真如としての法身智慧としての般若 (はんにゃ) 煩悩からの離脱としての解脱 (げだつ) 

  1. 《三つの用途があるところから》

    1. ㋐釣りの小道具の一。糸・重り・鉤素 (はりす) を接続する小形の片天秤 (かたてんびん) 。ハゼ釣りに用いる。

    2. ㋑江戸時代に流行した紙入れの一種。鼻紙・書き付け・楊枝 (ようじ) を分けて入れた。

    3. ㋒江戸時代の燭台の一種。置いたり掛けたり、また提げたりできるようになっている。

出典:青空文庫

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