げ‐た【下駄】
1 木をくりぬき、歯を作りつけにし、台部に三つの穴をあけて鼻緒をすげた履物。歯はふつう2本で、別の材を差し込むものもある。 2 活字印刷の校正刷りで、必要な活字がないときに活字を裏返して入れる伏...
げた‐いん【下駄印】
印材の中間をへこませて、下駄の歯のように2字の間を離して作った印。下駄判。
げた‐うち【下駄打ち】
⇒撃壌(げきじょう)2
げた‐がけ【下駄掛(け)】
「下駄履き」に同じ。「—で出掛ける」
下駄(げた)と焼(や)き味噌(みそ)
《板につけて焼いた味噌の形は、下駄に似ているが、実際は違うところから》形は似ていても、内容はまったく違っていることのたとえ。
げた‐ばき【下駄履(き)】
1 下駄を履いていること。下駄掛け。「—で散歩に出る」 2 フロートを備えている水上飛行機の俗称。
げたばき‐じゅうたく【下駄履(き)住宅】
1階を商店・駐車場・事務所などに使い、2階から上を住宅にした建物。
げた‐ばこ【下駄箱】
1 玄関などに置いて、履物を入れておく箱・棚。 2 上方落語で、噺家(はなしか)が用いる見台(けんだい)のこと。1に似ているところからいう。
げた‐ばん【下駄判】
「下駄印(げたいん)」に同じ。
下駄(げた)も仏(ほとけ)も同(おな)じ木(き)のきれ
尊卑の別はあるが、もとは同じであることのたとえ。