い‐ぎ【異議】
1 一つの意見に対して、反対または不服であるという意見。異論。異義。「—を唱える」 2 法律用語。 ㋐法律上の効果を生じさせないために、相手の行為に対して反対・不服の意思を表示すること。 ㋑裁判...
いぎ‐の‐もうしたて【異議の申(し)立て】
刑事訴訟法上、証拠調べに関する裁判所の決定や裁判長の処分などに対する不服の申し立て。
いぎ‐もうしたて【異議申(し)立て】
行政庁の違法または不当な処分・不作為について、当該行政庁にその取り消し・変更を申し立てること。行政不服審査法にその手続きが定められている。
い‐ぞん【異存】
1 他と異なった考え。 2 反対の意見や、不服な気持ち。異議。「判定に—はない」
かくてい‐さいばん【確定裁判】
上訴提起期間の経過などによって不服申し立てができなくなり、その判決の確定した裁判。
かくてい‐はんけつ【確定判決】
形式的確定力をもつ判決。すなわち、通常の不服申し立て方法による取り消しのできなくなった判決。
かり‐とうひょう【仮投票】
投票所で、投票管理者が投票の拒否を決定したのに対し、その決定を受けた選挙人に不服があるか、または投票立会人に異議がある場合に、その選挙人に仮にさせる投票。
かんかつ‐ちがい【管轄違い】
1 裁判上の申し立てにつき、これを受理した裁判所が管轄権をもたないこと。 2 行政法上、不服申し立て、審判の申し立てなどを受理した行政庁が、その審理・判断をする権限をもたないこと。
きゅうさい‐さんぽう【救済三法】
国家賠償法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の総称。行政救済三法。
きょうじ‐せいど【教示制度】
行政処分に不服のある者が、不服申し立ての方法を知らないために救済の機会を失うことのないように、その手続きを教示することを行政庁に義務づけている制度。