ふ‐じょう【不浄】
[名・形動] 1 けがれていること。また、そのさま。「—な(の)身」「—な(の)金」 2 月経(げっけい)。 3 大小便。 4 便所。「—に立つ」→御不浄
ふじょう‐せっぽう【不浄説法】
仏の教えにはずれた邪法を説いたり、名利のために説法をしたりすること。
ふじょう‐にち【不浄日】
⇒不成就日(ふじょうじゅにち)
ふじょう‐ば【不浄場】
1 けがれのある場所。 2 便所。かわや。
ふじょう‐もん【不浄門】
江戸時代、武家屋敷などで、死者・罪人や下肥(しもごえ)などを運び出すために裏手に設けたくぐり門。いみもん。
ふじょう‐やくにん【不浄役人】
罪人の捕縛・断罪などに当たる役人。また、その役人をののしっていう語。
ふ‐ぞう【不浄】
[名・形動ナリ]「ふじょう(不浄)」に同じ。「今宵より—なることあるべし」〈かげろふ・下〉