出典:gooニュース
中朝貿易が停滞、24年の貿易総額は5%減 国交樹立75年も盛り上がり欠く
伝統的な友好関係を誇る中朝両国は24年に国交樹立75年の節目を迎えたが、経済関係は停滞していたことが明らかとなった。北朝鮮とロシアが軍事的に急接近したことを受け、中朝関係がぎくしゃくしたと指摘される。中朝は国交75年の24年を「友好の年」と定めたが、当初想定されたような大規模な記念行事などは確認されず、友好ムードは盛り上がりを欠いたもようだ。
中朝の貿易額、前年比5%減 国交75年の追い風吹かず
24年は中朝国交樹立75周年の節目だったが、想定されたほど高官の往来はなく、経済面でも追い風が吹かなかった。両国の貿易を強く促すような新商品が出ていないことも影響した。 北朝鮮にとって中国は最大の貿易相手国。北朝鮮は20年以降、新型コロナ対策として国境の往来を規制したため対中貿易額が激減した。規制を緩和した23年に新型コロナ前の8割まで回復していた。
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