丹誠／丹精（たんせい）とは？意味・読み方・使い方

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たん‐せい【丹誠／丹精】
の解説

［名］(スル)《古くは「たんぜい」とも》

１（丹誠）飾りけや偽りのない心。まごころ。誠意。丹心。赤心。「—を尽くす」「—を込める」

２心を込めて物事をすること。「母の—になる手料理」「—して盆栽を育てる」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

丹誠の例文(16)

出典：青空文庫

･･･た時から、お敏さんが丹精した鉢植なんだ。ところがあの雨の日に咲い･･･芥川竜之介「妖婆」
･･･穿いた、奢った長靴、丹精に磨いた自慢の向脛へ、この唾をかッと吐掛･･･泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」
･･･城の奥々の婦人たちが丹誠を凝した細工である。　万亭応賀の作、豊国･･･泉鏡花「夫人利生記」

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