おと‐め【乙女/少女】
《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。本来は「おとこ」に対する語。「乙」は後世の当て字》 1 年の若い女。また、未婚の女性。むすめ。しょうじょ。処女。「—の悩み」「—壮士(...
おとめ‐がり【乙女刈(り)】
少女の髪形の一つ。おかっぱに似るが、後頭部をやや短めに切りそろえ、えり足を刈り上げたもの。
おとめ‐ゲーム【乙女ゲーム】
コンピューターゲームの一。女性の主人公が、意中の男性と恋愛をするストーリーのシミュレーションゲーム。
おとめ‐ご【乙女子】
おとめ。しょうじょ。「—が裳裾(もすそ)をはへて袖かざし」〈謡・竜田〉
おとめ‐ごころ【乙女心】
少女の純情で感じやすい心。 [補説]書名別項。→乙女心
おとめごころ【乙女心】
石橋思案の小説。明治22年(1889)刊。吉岡書店の小説書き下ろし叢書(そうしょ)「新著百種」の一。
おとめ‐ざ【乙女座】
黄道十二星座の一。6月上旬の午後8時ごろ南中する。α(アルファ)星のスピカは光度1.0等。その方向の彼方(かなた)に乙女座銀河団がある。現在、秋分点はこの星座にある。学名 (ラテン)Virgo
おとめざ‐ぎんがだん【乙女座銀河団】
銀河系の近傍にある銀河団。乙女座方向にあり、約2000個の銀河で構成され、中心部にM87という巨大な楕円銀河がある。この銀河団を中心に乙女座超銀河団が広がっている。
おとめざ‐ちょうぎんがだん【乙女座超銀河団】
局部銀河群が属する超銀河団。乙女座銀河団を中心に100個以上の銀河群や銀河団が、直径約2億光年の範囲に広がっている。局部超銀河団。
おとめ‐つばき【乙女椿】
ツバキの一品種。花はふつう桃色で重弁。