いまり【伊万里】
佐賀県西部の市。伊万里湾に臨み、伊万里焼や石炭の積み出し港、漁港として発展。人口5.7万(2010)。 「伊万里焼」の略。
いまり‐し【伊万里市】
⇒伊万里
いまり‐づち【伊万里土】
佐賀県有田町泉山などから出る上質の白土。伊万里焼の原料となる。
いまり‐やき【伊万里焼】
江戸初期から佐賀県有田地方で産する磁器の総称。主に有田焼をいう。伊万里港から積み出したのでこの名がある。寛永末ごろには日本の陶磁器生産の王座を占め、17世紀以降ヨーロッパにも輸出された。
いまり‐わん【伊万里湾】
九州北西部、東松浦半島と北松浦半島に挟まれて深く入り込んだ湾。佐賀県伊万里市と長崎県松浦市にまたがる。湾奥に伊万里市が位置し、伊万里川・有田(ありた)川が注ぐ。湾内ではカキ・ノリ・真珠の養殖が盛ん。