ゆうせいがく【優生学】
人類の遺伝的素質を向上させ、劣悪な遺伝的素質を排除することを目的とした学問。1883年、英国のF=ゴルトンが提唱。ユージェニックス。
ゆうせいしゅじゅつ【優生手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。優生保護法に基づいて行われた。精管や卵管の結紮 (けっさつ) などの方法を用いる。断種。
ゆうせいほごほう【優生保護法】
優生学上の見地から不良な子孫の出生を防止し、母体の健康を保護することを目的として、優生手術・人工妊娠中絶・受胎調節の実地指導などについて規定していた法律。昭和23年(1948)施行、平成8年(1996)に優生思想に基づく部分を削除した「母体保護法」に改正・改題。→母体保護法
出典:gooニュース
村井知事 旧優生保護法により不妊手術強制された被害者に直接謝罪へ 補償法の施行受け〈宮城〉
旧優生保護法をめぐり不妊手術を強制された被害者などへの補償を行う法律が、1月17日に施行されたことを受け、村井知事は被害者に直接謝罪する考えを示しました。
宮城県知事、旧優生保護法被害者へ謝罪意向
宮城県の村井嘉浩知事は29日の記者会見で、旧優生保護法下で強制不妊手術を受けた被害者に対して「謝罪を求めているのであれば、当然対応する必要がある」と述べ、直接謝罪する意向を示した。今後、日程などの調整もしたいとしている。
旧優生保護法の補償法施行 “強制不妊手術”全国で4番目に多い大分県 救済に向け本格化
不妊手術を強制した戦後最大の人権侵害とも呼ばれる旧優生保護法。1月17日に補償法が施行され、全国で4番目に被害者が多い大分県内で救済に向け本格的に動き始めています。旧優生保護法とは戦後まもない日本で1996年まで48年間施行されていた旧優生保護法は、「不良な子孫を防止するため」とされ、障害などを理由に不妊手術や中絶を強制しました。
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