[名](スル)《「げんぶく」とも》
  1. 奈良時代以降、男子成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上地下 (じげ) では冠の代わりに烏帽子 (えぼし) 着用した。中世以降は混同されて烏帽子を用いても加冠といい、近世には烏帽子も省略されて月代 (さかやき) をそるだけで済ませた。また、これを機に幼名を廃して実名を名のった。加冠

  1. 江戸時代、結婚した女性が歯を黒く染め、丸まげを結い、眉をそったこと。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。